2007年08月05日

*ギャラリーのうらがわ* vol.17

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『ビーズグランプリ2007』(読売新聞社、日本アートアクセサリー協会主催)にて、「佳作入選」をいただいたビーズバッグの*うらがわ*をご紹介します。

飛び交う蝶がモチーフのバッグです。
内側にはビーズ資材などを収めることができます。
この作品の構想を頭に描きはじめたのは、昨年8月末頃。
「ひまわりのバッグ」を黙々と作っていた頃です。

はじめ、漠然と「蝶」と「ペーズリー」というキーワードが頭の中にありました。

蝶については、はねを広げた写真(子供の本)を見てふと、「ドロップの組み合わせだ!」と思ったのが頭に残っていました。
ペーズリーについては、当時住んでいたファーニッシュドのアパートにあったクッションがペーズリー柄(大屋さんの趣味?)で、ふと眺めながら「ペーズリーっておもしろ〜い」と思ったのでした。

で、なんとなくこのふたつを組み合わせて、「ペーズリーで蝶を描こう」なんて考えました。


工具や資材が全部収まるバッグを作ろう、と思ったのもこの頃でした。
タイトルも「Beader's Travel Bag」あるいは「Beader's Travel Buddy」で行こう、と思ってました。
内側のレイアウトは、この頃から実際に仕上げるまで、あーでもないこーでもない、、と、ず〜っと考えてました。それを楽しみにしていた、とも言えます(笑)。


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これは最初に書いたすごーくラフな下書きです。
実際、こちらの面から作り始めました。
完成したものとはだいぶ違いますね。実は大きさも違います(汗)

はじめは中心部にペーズリーで描いた大きなお花を、と考えていましたが、蝶の触覚との兼ね合いなどで、やっぱりやめました。


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これは最終の下書きから作った型紙です。
対称に描くために、4分の1だけ描いて切りました。これをひっくり返したり裏返したりしながら、Stiff Stuff上4面に写しました。

線に沿って穴が開いてるのが分かるでしょうか?
Stiff Stuffの上にこの型紙を乗せて、穴の上からマジックでマークしていきました。
ホントはカーボン紙などを使うとよいと思うのですが、ドイツでどこで売られているか分からない&ドイツ語でカーボン紙を説明できない&探す時間がもったいない、ので、この方法で強引にやってみました(笑)。


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これは下書きを写し終えて刺しはじめた頃の写真です。
手持ちのStiff Stuffは大きさがたりなくて、途中でつないでます。
つないでも平気というのは「SWAN」で経験済みでしたから。

どこから刺しはじめようか、って(どーでもよいことに、笑)悩みましたが、回りを囲む唐草からはじめました。
唐草はオリーブグリーンのチェコシードビーズ(11号)に、ところどころ小さい淡水パールを使いました。



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いきなり飛びますが、どんどん刺してこちらの面は完成間近です。
蝶周辺のアップの写真です。
この蝶は11号、15号、デリカ、2−カット、SWを使いました。

蝶のはねの一番大きいドロップの中に描いたお花がポイントです(笑)
ホントは他のドロップもこんな風にしたかったのだけど、小さすぎて無理でした。


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「誘われて」に込めた意味がこじつけのようになってしまうのですが、最初の面を刺しながらもう一方の面のデザインを考えてました。
で、結局、春の木漏れ日の中で飛び交う蝶のモチーフに決定しました。
こちらが表側になるのかしらね?

写真は一番大きな蝶です。
大きめのSWクリスタルを中心に、チェコFPやボタンカット、スパンコールなどを合わせ、トライアングルビーズでラインをとったりして、ちょっとゴージャスです。
こちらの面の4匹(4頭?)の蝶はそれぞれ異なるビーズで異なる刺し方をしています。


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裏表刺し終わったところの写真です。
この写真を撮ったのは2月上旬です。
刺しはじめてから5ヶ月。もちろん、他の作品も手掛けながらのぼちぼち作業ですけど。

縁取りはブルーのトライアングルビーズです。
これからさらに編んで幅をひろげ、15号シードビーズでレーシーに縁どりました。


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そして、バッグとしての仕上げですね〜。
写真は内側が仕上ったところです。

刺繍面と同じ大きさの型紙をとり、フエルトの土台をつくり→それより少し大きく裁断したプリントの裏地で半面をくるみ→内側の平ゴムやポケットを縫いつけ→ファスナーとサイドの布(表と裏)を合わせて縫い→それを土台に縫いつけ、、という手順です。

どうすれば綺麗につくれるか、どうやって縫目を隠すか、、、と、手順を頭の中で何度もシミュレーションしました(笑)。

この後、持ち手を縫いつけた刺繍面を、この上にかぶせて完成しました。
posted by miwako at 23:18| Comment(11) | 作品のこと
この記事へのコメント
素敵だなぁと思っていたので、作品の裏側を楽しみに待っていました。
なんとも優雅な図案に惚れ惚れしています。
ビーズバッグで、工具類までしまえるなんて、素敵すぎます〜♪
Posted by ツェツェ at 2007年08月06日 00:11
ツェツェさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます〜
ビーズ工具一式を収納できるバッグをビーズで作る、というのが楽しいでしょ〜。
ひらめいて、おもわずにやけました(笑)。
Posted by miwako at 2007年08月06日 23:17
(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)
もの凄い手間がかかっているのですねぇ(^-^)//""パチパチ
私なら頭の中で構想を練っただんかいで沈没しそうだわっ(^。^;;
ビーズ刺繍はまだ未経験なのですが、図案を書いた後にビーズを刺繍していく時のビーズはあらかじめ個数やどのビーズを刺していくのかは決めてから図案を作ってらっしゃるのですか?
それとも、図案にあったサイズ量のビーズを乗せていくのかなぁ??
隙間を埋め尽くす白いシードも左右対称になるようにきれいに刺繍できていてもう、尊敬です(*^^)// ハクシュハクシュ

こんな素敵なビーズバック♪持っているだけで幸せだろうなぁ〜(^0_0^)
(*бρб)あぁ…生で見れる日が待ち遠しくなっちゃいましたっo(@^◇^@)oワクワク
Posted by ぶ〜 at 2007年08月09日 17:59
実感するの?
Posted by BlogPetのbeebee at 2007年08月10日 11:57
ぶ〜さん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます〜〜

今回は図案を描いた時点では乗せるビーズは全く決めてませんでした。本当に行き当たりばったりで刺しながら考えていきました。大きい蝶は一度解いてやり直してるんですよ。
もちろん足りなくなるビーズもあるので、途中で買い足しましたし、買い足せないものはあまり大きな面積では使わないようにしてました。

そうなんです、背景のラインも対称にしたかったんです。これは図案は描いてないのですが、最初に刺した部分をお手本にして、他のところも仕上げました。
Posted by miwako at 2007年08月10日 23:36
ふぁぁぁ〜凄い!
こうやって裏側を拝見するとますます生作品が見たくなります。今年は東京の初日には行かないので来年仙台にやってくるのを待つしかないのかなぁ〜。待ち遠しいな♪
Posted by nanameru at 2007年08月14日 20:59
nanameruさん、こんばんは。
先ほどはどうも〜
作品、生で見ていただけると嬉しいです♪
でも、写真では分からないアラが、ものすごく目立ちそうで恐いです。
Posted by miwako at 2007年08月17日 22:03
こんばんは。初カキコです。
いつも、レシピ参考にさせていただいております。ありがとうございます。

日本橋高島屋 いってきましたよぉ。
行く前に、ここを見てから行ったので、ちゃんと作品見れました。

手が込んでいてとーってもステキなカバンに。
ステキなネックレス。
じっくり見てきました。

後半もう一度見に行ってきますね。


Posted by ゆみくん at 2007年08月28日 00:36
ゆみくんさん、はじめまして。
書き込み&ご報告ありがとうございました!
作品見てきていただいて、本当に嬉しいです。
2度もいかれるなんて、羨ましいです。
他の方々の作品も素晴らしいでしょうね〜。
わたしも早く見たいです。
Posted by miwako at 2007年08月28日 16:54
日本橋高島屋行ってきました。そして、bagとnecklace見てきましたよ〜。このブログを見ていたので、我が事のように嬉しかったわ〜。やはり素敵でしたよ。デザインも色合いも、私好きです。
私が審査してたら、もっといい賞あげましたよ。
Posted by rei at 2007年08月30日 22:26
reiさん、こんにちは〜
コメントありがとうございます!
作品ふたつ、見てきていただきありがとうございました。
こうして作品を気に入って目をとめてくださる方がいる、それだけで本望です。
ありがとうございました。
Posted by miwako at 2007年08月31日 10:53
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